エレキテルのハンドルを回すとそれに直結したプーリー(大)が
回転します.その回転は「革ひも」(足踏みミシン用の革ベルトを使用)で
ガラス筒についているプーリー(小)に伝わります.
プーリー(大)の半径をm,プーリー(小)の半径をnとすると,
プーリー(大)が1回転するとプーリー(小)(ガラス筒も)はm/n回転します.
エレキテルの発電性能は
- ガラス筒の長さ
- ガラス筒の半径
- ガラス筒の回転速度
に比例します.ということは,プーリー(大)が大きい方が
回転速度を稼げるので有利 ということになります.

直径32cmくらいのセンノキ(エレキギターの胴に使われる材質)の
輪切りを入手しました.(東急ハンズで3200円くらい)

これを旋盤でプーリーに加工しますが,旋盤に固定するための
金具を先につくります.

旋盤に固定したところです.

少しずつ溝を掘っていきます.年輪に沿って削るのは多少デリケートな作業に
なります.また,この「輪切り」は若干厚いので,贅肉を落としていきます
(軽くなります).

完成!!!
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