補聴器やヒアラブルデバイスでは，周囲で発生する騒音により，聞き取りたい声や音が聞こえなくなる問題があります．そこで，騒音除去システムを備えた補聴器などが不可欠となりますが，これまでの騒音除去システムでは，衝撃音などの突発的な騒音の除去は困難でした．
情報通信工学研究室では，音声と突発性騒音の高次統計量の差異に着目した突発性騒音抑圧手法の開発を行っています．
関連する鳥取大学シーズ集：補聴器における衝撃音などの突発性騒音抑圧システム
関連するプロジェクト実績など：
- リアルタイム処理可能な突発性雑音除去システムの開発（科学研究費助成事業）
- 高次統計量を基にする適応フィルタによる突発性騒音抑圧システムの開発（科学研究費助成事業）
- 周囲環境適応型騒音抑圧システムの補聴器への応用開発（科学研究費助成事業）