ライデン瓶（Leiden jar）は発生した電気を蓄えます．
（コンデンサーです）．

容量200ccの石英ガラスの三角フラスコを用意します（２万円くらいします）．
普通のガラス（ソーダガラス）のフラスコでは電気が逃げてしまいます．
フラスコの中には旋盤加工などで出る真鍮の削り屑を入れます．
フラスコの外側には錫箔を膠（ニカワ）で貼りました．
錫箔も膠も日本画の画材ショップで入手できます．
なお，錫箔を貼るときには「箔箸」（竹でできたピンセットのような物）が
必要になります．
フラスコの口に「ブラシ」を差し込みます．
最後にフラスコの口を松脂でふさぎます．

松脂は彫金の材料を売っている店で買えます（１キロ1000円くらい）．
松脂を溶かすときは空き缶に松脂を入れ，電熱器でゆっくり加熱します．
水飴くらいの粘度になったら少しずつ「へら」ですくって
フラスコの口に塗っていきます．
注意！作業は外でやりましょう．松脂の蒸気を吸わないようにしましょう．
やけどに十分注意しましょう！！！！

今回つくったライデン瓶の静電容量は250pFくらいです．
大きなライデン瓶のほうがたくさん電気を蓄えることができます．

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